
2021年8月11日に北海道日本ハムファイターズの中田翔選手がチームメイトに暴力行為をしたという報道がされました。
中田翔選手は無期限出場停止処分を受け、後に殴られた相手は井口和朋選手だということがわかりました。
一時は中田翔選手が日本ハムファイターズから契約解除かと思われた矢先に巨人への移籍と代打出場と早すぎる復帰に物議が醸し出されております。
中田翔選手の暴力問題について中田翔選手が井口和朋選手を殴った理由と、その後の流れについてまとめました!
目次
中田翔暴力問題時系列まとめ
まずは今回の中田翔選手の暴力問題について時系列で流れをご紹介致します。
2021/8/4 | 日本ハム対DeNAのエキシビジョンマッチの試合前に中田翔選手がA選手に暴力を行う。 |
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2021/8/11 | 中田翔選手が暴力行為をはたらいたことを球団が発表。中田翔選手は無期限出場停止処分となる。 |
デイリー新潮により、殴られた相手が後輩の井口和朋選手だと判明。 | |
2021/8/20 | 巨人への無償トレードが発表。同日1軍の練習に合流。 |
2021/8/21 | 巨人対DeNA戦で代打出場をはたす。 |
2021/8/22 | 移籍後初本塁打を放つ。 |
有吉弘行さんのラジオ番組にて「中田翔システム」というワードが生まれる。 |
殴られたのは日ハム投手の井口和朋選手
中田翔選手が殴った相手は誰だ?よ予測がネットで飛び交うなか、2021/8/11のデイリー新潮にて中田翔選手に殴られた相手が後輩の井口和朋選手だと言うことがわかりました。
「被害にあったのは、入団6年目の投手・井口和朋(27)です。東京農業大学在学中にユニバーシアードで活躍後、2015年にドラフト3位で日ハムに入団。1年目は中継ぎとして37試合を投げるなど活躍を見せました。その後、試験的に先発に回るなどしましたが、今は中継ぎとして落ち着いています。派手さはないものの、今季も19試合に登板し、防御率1.76とまずまずの結果を残しています」
引用元:デイリー新潮
井口和朋選手プロフィール

名前 | 井口 和朋(いぐち かずとも) |
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生年月日 | 1994年1月7日(27歳) |
ポジション | 投手 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
身長 | 175cm |
体重 | 78kg |
ドラフト年(順位) | 2015年(3位) |
プロ通算年 | 6年 |
趣味 | 音楽鑑賞 |
井口和朋選手は大きく縦に変化するスライダーを武器に打者を打ち取るリリーフ投手です。
昨年は防御率4.10と良い結果にはなりませんでしたが、侍ジャパンの選手にも選ばれるなど実力のある中堅選手です。
中田翔との関係は?
井口和朋選手と中田翔選手の関係ですが、元々仲が悪いということはなく中田翔選手が井口和朋選手を食事に連れて行ったりと面倒見の良い先輩と、それを慕う後輩の関係だったようです。
“清原2世”とも称される中田はやんちゃで知られていますが、後輩を食事に連れていくなど面倒見はいい。井口もその内の一人だったので、いったい何があったんだとみんな訝しんでいます。
引用元:デイリー新潮
良好な関係を築いていた井口和朋選手になぜ中田翔選手は暴力行為をはたらいたのでしょうか?
殴った理由は八つ当たり?

中田翔選手と井口和朋選手ですが、最近になって二人の間に溝が生じていたようです。
もともと、Aは中田の子分で、しょっちゅう食事や飲みに行っていた間柄でした。しかし、一軍でそれなりの実績は残しているものの、このままでは現状維持の状態から抜け出せないと、最近になって中田と距離を置き始めていたと聞きます。中田からすれば、今まで散々、飯を食わせて、酒を飲ませてやったのに、なんなんだという不満があったみたい。それが暴発してしまったようです
引用元:日刊ゲンダイ
確かに井口選手は昨年の成績が防御率4.10と良い結果に終わったとは言えない状況です。
そういった状況を抜け出すためにまず身の回りの環境から変えてみようということだったのでしょうか?
また中田翔選手の最近の状況としても
・成績不振
・ベンチ裏で転倒して右目周辺に青アザ
・怪我以外でのニ軍落ちを経験
・一軍復帰後に急性腰痛を発症し、2度目の戦線離脱
とあまりよろしくないことが立て続けに起こっております。
上手くいかないことでストレスが溜まってしまい、そのはけ口の矛先が井口選手に向いてしまったのかもしれません。
移籍後のホームランと寄付で許された様な雰囲気に?

井口和朋選手への暴力行為で無期限出場停止処分を受けた中田翔選手。
このまま契約解除で放出か?と誰もが思いましたが、まさかの巨人への無償トレード。しかも移籍した翌日には代打で試合に出場しております。
無期限出場停止処分から巨人で復帰までわずか10日間。これには周りの人も「あれ?」と思われた方も多いようです。
更にその翌日の8/22に初先発初ホームランを打ったこと、医療従事者への300万円の寄付という報道がされたことで「あれ?暴力問題は?移籍してすぐ試合に出たことはいいの?」という問題がなんだか有耶無耶になったように。
更にホームランを打った試合は長嶋茂雄終身名誉監督も観戦しており、ホームランを打った時は窓ガラスをたたいて祝福したそうです。また試合後に中田翔選手が報告したところとても喜んでいたそう。
以下長嶋茂雄終身名誉監督のコメントとなります。
「流れを変えるホームランでしたね。あの場面で完璧な一発を打てるのはさすが。真の強打者ですね。これを機に本来の力を出してくれるでしょう」
引用元:日刊スポーツ
長嶋茂雄終身名誉監督という「レジェンド」が中田翔選手の活躍に喜んでしまうと「ちょっと強く言えない・・」感じが出てしまったのかもしれませんね。
しかしTwitterではこの様な声もありました。
もはや中田翔選手が移籍後に出場停止処分が解けた(なくなった)ことでプロ野球全体の不信感へと繋がっているようです。
そして生まれた[中田翔システム]というワード

中田翔選手がホームランを打った8/22にお笑い芸人の有吉弘行さんがラジオで無期限出場処分から他球団へ移籍したことで処分が解けた中田翔選手についてこの様にコメントしておりました。
「(TKO)木下(隆行)さんも、ペットボトル投げつけた後すぐ太田プロ来ればよかったんだよな。すぐ出れるだろ。謹慎しなくても。宮迫(博之)さんとかもそうじゃないの? 闇営業して次の日、太田プロ来てたら、もう出れたじゃん。“中田翔システム”だったら。後輩ぶん殴っても、球団うつったら出れるって…」
引用元:東スポWeb
つまりなにか不祥事を起こしても他事務所や他チームへ移ればなかったことになるという皮肉ですね笑
これにはネットでもウケたようで、早速Twitterでつぶやく方も多いようです。
流石に流行語大賞は難しいかもしれませんが、今後誰かが不祥事起こしたら「中田翔システム」というワードが飛び交うかも!?
最後に
中田翔選手の暴力問題について殴られた井口和朋選手、その後の復帰までの流れをまとめました!
暴力したことはよくないことですが、反省して今後この様なことがないと良いですね。
中田翔選手には是非とも巨人で活躍してプロ野球を盛り上げてほしいです!