
2022年のR-1グランプリでお見送り芸人しんいちさんが優勝しました!
ギターを使ったちょっと皮肉の効いたネタが「あるある〜w」とか「そういう人いるいる!w」と共感の持てる内容で好評でした。
そんなお見送り芸人しんいちさんですが、「嫌い」という声がネットで見受けられました。
有名な人にはアンチがつきものですが、なぜ嫌いと言われているのか調べてみたところ3つの理由にまとめられたのでご紹介いたします!
目次
理由①:人を馬鹿にしているネタだから
まず一番多かった意見ですが、「人を馬鹿にしている」という理由でした。
その原因はお見送り芸人しんいちさんの「僕の好きなもの」「応援するよ」というR-1で披露されたネタにあります。
ネタの内容としては「〇〇が好き〜」とか「〇〇応援するよ」というフレーズを繰り返しながら、他人のしくじりや失敗をあげる、皮肉というか毒の効いたものでした。
そう言ったスパイスの効いたネタですが、聞いていて不快に思った方が多かったようです。
ネタはあるあるだったり、共感することを笑いに繋げているのだと思います。
ただそれが悪口に聞こえてしまった人がいることは確かだったようです。まあネタで出てくるような人たち本人が聞いたら笑えない部分もあるかもしれませんね。
クラスに「ロボットコンテスト決勝で焦ってるメガネ」のクラスメイトがいたらR-1の次の日から100%いじられませんか?
昨今「人を傷つけない笑い」が注目されておりましたが、お見送り芸人しんいちさんはその真逆を行っており、本人もその認識のようですね。
「ダメ芸人だった僕ですが、時代に逆らっても、こういうネタも通用するぞというところを見せたかった」
引用元:Yahoo!ニュース
ネタを見て「ん?」となった人は多いかと思いますが、そもそもこういうネタにこだわりを持っているということはそういうしくじりや失敗に愛を持って笑いに昇華しているということなのかなと思います!
理由②:早口が聞き取れない
お見送り芸人しんいちさんのネタでは最初ゆっくり歌っていき段々捲し立てるように速くなっていきます。
その連続で面白いことを詰め込んでくる感じがいいのですが、中には「滑舌が悪い&早口過ぎて何を言っているのかわからない」「頑張って聞こうとしてネタに集中できない」と言った意見も。
確かに筆者もR-1を観ていて「ん?今何言ってたんだろ?」という風に聞き逃した箇所はありました(字幕つけてくれと思った)。
普段の生活でもそうですが、早口でわーっと話されると相手が何言っているのかわからなくてイライラしてしまいますよね。
お見送り芸人しんいちさんのネタもそういった気持ちを視聴者に抱かせてしまったようです。
理由③:AMEMIYAのパクリだから
他にも「冷やし中華はじめました」で有名な芸人AMEMIYAさんのパクリという声も。
ギターを持ったスタイルと曲のメロディーが似通ってしまったのか、AMEMIYAさんと「似ている」、「劣化版AMEMIYA」という意見が見えました。
しかし当の本人であるAMEMIYAさんは気にもしていないようで祝福のツイートをしております!
ギターを持ったスタイルの芸人さんはAMEMIYAさんだけじゃなく、波田陽区さんやどぶろっくさんもいらっしゃいますし、芸人としての形の一つであって一概にパクリとは言えないのではないでしょうか?
更にそんな既視感のあるネタでもお見送り芸人しんいちさんがR-1で優勝したのは実力があるからだと思います。
他にもこんな尖ったネタが
お見送り芸人しんいちさんの芸風は昔から変わらず、過去には「え?これやって大丈夫?」というネタがありましたのでご紹介します。
天海祐希の歌ネタ
まずは女優・天海祐希さんの歌ネタ。
「Dear天海祐希」というネタなのですが、内容は序盤からずっと天海祐希さんのことを上げて上げて「俺は(天海祐希は)なし〜」と落とすものです。
当時はYahoo!ニュースに載ったりとちょっとだけ話題になりましたし、「天海祐希に失礼だろ!」という声もありました。
ですが、逆にこのネタで「お見送り芸人しんいち=天海祐希ネタ」というイメージがついたようで、お見送り芸人しんいちさんと言えば天海祐希ネタという人もいるようです。
天海祐希さんはお笑いが好きなのできっと気にされていないと思いますが、大女優をネタにして「ない〜」は思い切ったことをしますよね。笑
田中みなの実歌ネタ
先ほどの天海祐希さんと同様のネタで田中みな実さんバージョンをなんと本人の前で歌いました!
有吉ジャポンでの一幕なのですが、「お見送り芸人しんいちさんよく本人の前で歌い切ったな・・」と思うのと同時に「うまくリアクションとった田中みな実さんさすが・・」と思いました。
正直田中みな実さん程のテレビに沢山出ている有名人が当事ブレイクもしていない芸人に「ない〜」なんて言われたらテレビとは言え不快な思いをすると思います。
それを微塵も出さずに処理してしまうのは凄いと思いましたし、しかしたら事前にこういうネタがありますという打ち合わせがあったのかもしれません。
最後に
お見送り芸人しんいちさんが嫌いという理由を調べてみました!
ネタ自体には共感できる部分もあって面白いのですが、「人を馬鹿にしてまで取る笑い」が嫌いだったり不愉快に思う人は多いようですね。
ただお見送り芸人しんいちさん本人も「時代と逆行している」と認識した上でのネタなのでこうした声は覚悟していると思います。
ただここまで共感やあるあると思われるしくじりや失敗談を探してネタにするのは愛がなければできないことだと思うので、決して悪感情だけでネタを作っている訳ではないと感じました。
R-1優勝でこれから露出も増えるでしょうし、これからどのような活躍をされるのか楽しみですね!